妖怪ぶらぶら
釣りの道中にいつも気になるところがあり、通る度に寄ってみたいと思っていました。それは天草市栖本の静かな山間にあります。
「油すましどんの墓」 きちんとした表示板がでています
妖怪「油すまし」の発祥地のようです
私の幼いころからの愛読書?「水木しげるの妖怪大百科」でも熊本県の妖怪であることは掲載されていました。
こちらは2013年の春に訪れた境港の水木しげるロードにある「油すまし」像
油すましのふる里は、のどかな田園風景が広がります
この森の奥にあるようです
光の玉「オーブ」が出迎えています。 少しビビりながら進みます
3分ほど歩くとやっと案内板が見えてきました
これを右に下って行くと
ありました 油すましどんの墓
三体の仏像、どれも顔がありません
杖と油壺が供えてあります
説明書きです。
読んでも妖怪「油すまし」の由来がよくわかりません。
おそらく、昔この地域に油をしぼる仕事をしていた人がいて、通行人を脅かしていたということでしょうか? それが伝説化したのでしょう。
猛暑日の正午にもかかわらず、少し涼しい気分で帰り道を急ぎました。
ふと、崖の上にある犬小屋が目に入り、木彫りの熊の置物がのぞいているのを発見した時はびっくりして悲鳴をあげてしまいました・・・・誰かのいたずらでしょうか?