休日ぶらぶら&釣りぶらぶら 3/20
桜の開花が待ち望まれる連休のなか日に久しぶりに家族で出掛けることになりました。まずは春のお彼岸ですのでお墓参りへ。それから佐賀方面へとドライブすることにしました。
やっと春本番を迎え暖かくなり、天気にも恵まれたので誰もが外出したくなるはずで道路も混雑しています。先般の大相撲初場所で琴奨菊関の優勝に沸いた柳川を通りましたが、以前より街の雰囲気に活気があるように思えました。
約3時間で最初の目的地、唐津市の山奥にあるパン屋さんへ
知る人ぞ知る、石釜天然酵母Bigパンの我楽房
数年ぶりに伺いました。「我楽さん」の愛称で知られる陶芸家の店主が自身でこの土地を切り開かれ、広大な敷地の中にある建物や窯などの設計や製作にすべて自ら携わられたそうです。
わたしがまだ焼き物やキャラクター製作などを行っていた15年ほど前、初めてこちらへ訪れ、まずここのパンに魅了されたのはもちろんですが、ゆったりと落ち着ける理想郷のような店構えにとても関心を持ちました。
それから何度も伺ううちに、我楽さんの生き方と陶芸作品にもみられる多才でユニークな発想にさらに興味が引かれました。わたしは以前から、お店を持ちたい思っていて、我楽さんに相談をさせていただいたことがあります。その時に「何かを始めることが大事。そこからこれまでの経験からいろんなものが繋がって物事がうまく回り出す」とおっしゃれたことを覚えています。
まだその一歩を踏み出せないために目標に少しも近づけませんが、ここに来ると自分の理想とするものがはっきりとして自問自答させられます。
お店の中庭にある巨大な木のスピーカーから心地よい音楽が流れます。何年もかけて巨木をくり抜いて自作されたそうです。薪の煙が漂い、ゆったりとした気分になります。
我楽さんの陶芸作品が店内の至る所にたくさん飾ってあります。どの作品も繊細ながら、力強さを感じます。
泉水にはでっかいチョウザメが
今回は犬もお供しています
売り切れ目前でどうにか手に入りました!直径30センチはあろうかという石釜BIgパン。お取り寄せができます。
帰宅していただきました。軽く焼いていただくと至福の味が広がります。これで4分の1個ぶんです。
さて、お出かけの続きですが、その後は呼子にイカを食べに行こうと
その前にマリンパル呼子へ クジラの形をした半潜水型海中展望船
呼子周辺の海を遊覧し海中の魚などを観察できます
こちらはイカがモデルのイカ丸。名所、七ツ釜の洞窟を探検できます
どちらに乗るか悩みますが・・・・
本日は海が荒れているため欠航。子供は残念がっていましたが、わたしは船酔いは必至だと思っていたので一安心。
近くのイカ専門店にはどこも順番待ちのお客が並んでいます。
ちょっと不安になり予定より早く目的の店を訪れると・・・・なんと1時間以上の待ち時間。テレビで放送されたからこんなに人が多いのか?早く来ておいてよかった!
ここで竿を出そうと思いましたが、嫁に制されてここは思い留まりました。
それで、しばらく海を眺めたり犬を散歩させて時間を潰しました。1時間半待って順番がきました。
店内は客席から海の様子が見れるようになっています
本日はヤリイカではなく、アオリイカ・・・・いつもN氏が釣ってくれるやつです。ちょつとがっかり これで2人前です。
ゲソとエンペラは天ぷらに わたしの一番苦手な、そして危険な料理だと思うイカ天。食べるのは大好きなんですが、これを作るときは油はねの爆発は必至!毎回ヤケドする恐怖の料理です。
子供たちはイカ丼です。両方食べてもらいましたが、感想はいつも食べているのと変わらないとのこと・・・それもそうだろうな でもイカ天はうちのより美味しかったはずです。
満腹になり、店を後にして向かったのは
呼子大橋のたもと 強風の中、竿出しです!
周りの人はイカ釣りやウキ釣りなど、わたしはここでもアジを狙います。
夕暮れまでやりましたが・・・何も釣れない
しかし先週に続き、今回も県外で釣りをすることができ満足です。
港を幾つか見回ってきましたが、釣り場もけっこうあるようで今後も来ることがあるでしょう。
最後に閉店時刻ギリギリセーフで大好物の小城洋かんのお店に寄ることができました。やさしい店主さんとの会話とおもてなしに癒されてほっこりとした気分で帰途に着けました。しばらくは佐賀のおいしいものに囲まれて旅の余韻に浸れそうです。