釣りぶらぶら 2016-13回 6/10~12
6月初旬、九州北部に今年も梅雨入りが発表されました。今のところ、天気の崩れも続くことはありません。そんな中、2週間ぶりに出かけてきました。
今回はいつもの同行者N氏は仕事の繁忙期のため、ひと月は休みがなく、わたし単独で天草への釣行です。
※今回の日記にはグロテスクな画像が多数掲載されていますので閲覧の際にはご注意下さい!
天気に恵まれた週末の夕方から出発し、有明海に沈みゆく夕日を堪能しながら3時間半で本渡市へ到着。しばらくあちこちに寄り道しながら9時頃西海岸の釣り場で竿出しです。
今回も狙うのはアジ。運よく絶好のポイントが空いており、早速ルアー釣りを始めました。足元には豆アジと思われる小魚の群れが泳いで行きます。今回はサビキ用にオキアミも準備したので豆アジはあとでまとめて釣る予定です。まずは大きいのを釣らねばと頑張りましたが、当たってくるのはまたもネンブツダイばかり。
時々、豆アジらしき当たりがあるものの針に掛からず、だんだん焦りが出てきました。
一時間もするととうとう辛抱が効かなくなり、車へオキアミを取りに行きサビキ釣り開始。これで一網打尽にできると思いきや、なかなか難しい。
ネンブツダイの攻撃に悩まされながらやっと8センチの豆アジを釣りました。それからはポツポツとしか釣れません。時折、25センチほどのアジやサヨリの回遊がありその都度ルアー釣りに切り替えて誘いますが全く反応なし。
しばらくすると、おじさんがやってきて隣でやっていいですか?と ひとりで心細くなっていたのでちょうど話し相手が来てくれて助かりました。おじさんはエギでイカを狙いながら、釣り情報をいろいろ話してくれました。おじさんは何も釣れず零時ごろ引きあげていきました。
入れ替わるように、今度は20代の青年がやってきてこれがまた話好きな人懐っこい御方で、イカ釣りが専門のようですがいろいろと勉強中とのこと。
わたしに大きなネンブツが掛かったので泳がせ釣りでイカを狙った方がいいと勧めてくれたのでやってみました。青年はそれを見届けると違う港へイカ釣りに向かいました。
泳がせの竿のウキを見ながら、ルアー釣りを深夜2時ごろまでやっていると眠気と疲れででフラフラしてきたので仮眠することにしました。泳がせの仕掛けを上げてみると
グロくてすみません。 何者の仕業なのか?
海からの警鐘か?・・・・ 深夜になると妙なことを考えてしまいます。
これは映画のジム・キャリーのMrダマーで悪人が留守中に警告の意味を込めインコの首を・・・・
それをテープでくつっけて少年に売ったシーンを思い出してちょっと吹き出しそうになりましたが。
冷静に考えると気味が悪くなって急いで撤収し車に向かいました。
不謹慎な内容に脱線してすみません。
それから朝の7時ごろまでゆっくり仮眠を取りました。
朝もよく晴れて清々しい一日となりそうです。
しかし釣果は芳しくありません。一時間ほどで場所移動
日中は投げ釣りに専念します。 しかし外道ばかり・・・・
新型プリウスのようなネズミゴチ
いい引きだと思ったらフグのダブル
しばらくすると、こっちでエギ投げてもいいですかとおじさんがやってきたので、どこにでもどうぞと・・・。 もう帰ろうとしていたのにいろいろと釣り情報を聞かせていただき、もう少し頑張ってみると
やっと出ました 本命のシロギス20センチ
しかしその後も外道ばかりでこれ一匹で終了。
今回の釣果。 これだけです
昼から本渡のM家におじゃまして、夕方からリベンジをしようと思っていましたが・・・ 飲み会の誘惑に負けてしまいました。
夕方、近くの公園に子供さんを迎えに行ったついでに買出しへ。こんなきれいで広い公園で運動ができていいですね。
豆アジはからあげに 他の料理を撮るのを忘れていましたが・・・・キスとイカを買ってきて天ぷらにしました。
今回は近くに住んでいる、丸さんも来てくれて15年ぶりに一緒に飲むことができました。丸さんは何でも物知りのようでいろんな話をしてくれましたが、興味深かったのはブリティッシュハードロックに詳しかったことです。丸さんの一番好きな曲がオジー・オズボーンのMr.クロウリーとは・・・・ わたしは、和田誠のキャプテンロックという深夜のラジオ番組で流れたこの曲を聴いて衝撃を受け、それがギターを手に入れるきっかけとなりました。もちろん最初に練習したのはこの曲です。 滅多にこんなマニアックな話をできる人はいないので深夜まで音楽談義で盛り上がりました。
www.youtube.com ライブ音源のみです
翌日、9時に天草から帰途につきました。帰りの物産館で豆アジが売ってありました。これがおみやげです。
153匹入っていました。 これは捌くのがたいへんです。
わたしの豆アジの下処理のやり方です 小さい包丁を使います
1、胸ひれの横に斜めに切れ目を入れる 2、えらを開け中の赤いえらを包丁で押さえる 3、頭を押さえ包丁を右斜めに動かし内臓を引っぱり出す
以上 簡単できれいに手早く下処理ができます。
これを南蛮漬けにしました 目が合っちゃいますね
こうなるまで4時間かかりました・・・・
この時期しか食べられない豆アジの南蛮漬けは、苦労した分おいしくいただきました。(釣ってないけど・・・・・)