釣りぶらぶら 2017 18回目 8/4~5 ・19回目 8/10~11
前回同様、主にタコ釣りの日記です。
九州直撃の進路予想が出ている台風5号が近づく中、被害が出れば、もうしばらくは行けなくなることを覚悟しての釣行となりました。
出発時から不気味な空模様 二日後には地獄を味わうのか・・・・二年前の台風被害を思い出しました。
先日、電話で釣り情報の交換をした天草在住の同業者Hさんが漁師さんから聞いた話では、今年はタコが多くこんな年は台風もたくさん来るとのことした・・・・ まさにその通りになりそうで
23時、天草下島の港に着くと風が強い状況で今回もタコ釣りぐらいしかできないでしょう。
二年前大量に購入したタコジグ 残りがこれだけになり、一日で9ハイを釣ったピンクのタコちゃんは大漁と幸運のお守りとしてわが家で祀っていましたが要員不足でこの度、総出で現役復帰することとなりました! 再びハイパフォーマンスを見せてくれるのか?
しかし、釣れるのはN氏ばかり・・・・コンスタントに30分に1パイずつ
もう3ハイ釣ってます
わたしは投げて沖を狙おうと餌木にチェンジしてしばらくすると
重みを感じ合わせを入れリールを巻きます どうやら大物らしく浮かせてもなかなか寄せれません。それどころかジージーとラインが出て行ってます。様子を見ていたN氏がドラグを締めろと言っていますがそんな余裕はなく、そのままどうにか近くまで寄せると思い切って抜きあげましたが、今まで掛けたものとは比べ物にならないほど大きなタコに苦戦します。子供用の傘を広げたくらいの大きなタコは空中で大暴れしてバッシャ~ンと水しぶきを上げ海に帰って行きました。 2キロはあっただろう・・・この一瞬の様子はスローモーション映像のようにはっきりと記憶され、思い出すたびに悔しさが込み上げます。 逃がしたタコは大きかった・・・・
このあとも運を逃したせいか全く反応はなく、
それに反してN氏は
自己記録の6パイを釣り上げてしまいました。
わたしもあの幸運のタコちゃんを投入し
タイムアップ直前に小物をやっと1パイ
この日はもう釣れる気がせず夜明け前に納竿。
台風に備えて、いつもより早い帰宅となりました。
その翌日はN氏と同級生の入院お見舞いに行ったついでに、釣具店に向かいました。
この前取り逃したようなデカい獲物を狙うため、タコ専用の竿やおもしろそうな餌木を購入しました。コンパクトで強靭なな竿は重宝しそうです。
結局、台風は東にそれて被害は出ずひと安心。
ひと足早くお盆休みに入ったN氏が珍しくもう待ちきれない様子で昼から興奮していましたが、夜まで我慢してもらいました。ちょうどN氏長男が京都から帰省しているそうで絶対連れてくるように言っておきました。
たまには親父孝行をさせようと思ってのことです。
今回の行先は、N氏長男が行ったことがないとのことで牛深になりました。
だれもいない岸壁に着き、新調したタコ竿にあの現役復帰したタコちゃんをセットして、すぐに仕掛けを海に落とすと
ものの十数秒で重みを感じて引きあげるとマダコが! 一瞬の出来事にびっくりしました!牛深おそるべし。
絶好調の親父にタコ釣りのレクチャーを受けたN氏長男も
まずまずの型のマダコを掛けました
父親の意地で負けじと1キロ越えの大物を釣り上げたN氏。
この方、年中ゴムぞうりで釣りするんで心配なんです。
続いてわたしの竿にも大物の予感!
これも1キロ程
前回の鬱憤を晴らすことができました。さすが幸運をもたらすあのタコちゃん。素晴らしい活躍です! これで引退させて、殿堂入りさせなければ!
さらにN氏長男 釣れてるかも?と半信半疑なようでみんなで集まって確かめます。確かに掛かっているようです。タコが張り付いた時のぐにゅ~っと伸びる感じがあります。
3人がかりで引き揚げ始めるとだんだん浮かび上がってきました。これは3キロを超える大物かもしれない・・・・とうとう海面まで近づくとあまりの重さにタモ持って来ようか?と不安になりましたが、ライトで照らされたその物体には生体反応がありませんでした・・・・・
じ・ ・ ・ The 自転車 ~~
あの、ぐにゅ~っとしたものは前輪のチューブでした・・・・・重さ10キロはある大物でした。
この後、N氏がもう一パイ追加し場所移動
N氏イカを狙っています
するといきなり一投目からアタリ!
良型のケンサキイカでした。 いいお土産ができましたね!
次第に天候が悪化して牛深を離れ北上
車中で休息し、夜明けから再びタコ釣り開始
初めての釣り場でしたがマダコいました
タコを見つけて これを落とすとすぐに乗りました
N氏親子の夏の思い出ができたでしょうか?
わたしの釣果です。 一番大きなタコで全長70センチ、1キロでした。
今回は満足の行く釣行となりました。