釣りぶらぶら 2017 23回目 9/30~10/1
急に朝晩、冷え込むようになりました。そんな時期になるとどうしても釣って食べたくなる魚「カワハギ」を求めて天草下島へ行って来ました。
今週はおとなしくしているつもりでしたが、釣り情報でカワハギが釣れ始めたのを目にするとじっとして居られず、釣りたてのカワハギの肝刺しを食べたいという一心で、半ば無理矢理、N氏とわたしの息子を道ずれに土曜日の深夜に出発しました。
釣り場は昨年もカワハギを釣ったポイント。
1時頃から釣り始めるも気温13度で風も強く、かなり寒い状況。
まずはわたしはタコ、N氏はイカを狙います。
引きあげたゴミの中から猛毒を持つヒョウモンダコが現れました。
気持ちが悪くなりアジ釣りに変更
ワームで15センチほどのアジゴが釣れます
N氏、コンスタントにイカを釣り上げています。これで400gほど
5時過ぎになりようやく空が明るくなってきました
本命のカワハギ釣りはは日が昇ってからです
N氏、イカがどんどん釣れて10パイ以上釣っていますが小物はリリース。無理矢理連れて来てくれてありがとうと言っています。
空が白みだした頃、息子を起こしに行きました。こんな景色はなかなか見ることができませんから
息子はサビキ釣りで小魚を釣ります
撒き餌に集まるいろんな魚が掛かりました
イサキ・イワシ・アジ・海タナゴ・深海魚のような?・キタマクラ
息子の世話をしていたら肝心のカワハギ釣りが全くできません
しばらく休んでもらい、やっと準備しました。
この日は潮が動かずおまけに濁りがあり、なかなかカワハギの姿が見えません。あさりのむき身を慎重に針に付け仕掛けを落とすと、たくさんのエサ取りがつついてすぐになくなってしまいます。
このエサ取りのいる上層をやりすごして底付近までエサを持たせなければカワハギは掛かりません。
根気よく釣り続けるとカワハギ特有のコンコンと小さく叩くようなアタリが・・・合わせを入れるとグーーっと強い引きで抵抗します。勢いよく巻き上げると途中でばれてしまいました。
しかし、きっとカワハギはいると確信しました。
時刻はもうすぐ8時。その後もエサ取りの小魚ばかりが釣れ、気持ちが焦りだしました。
タイムリミットは午前9時です
このまま本命は釣れないのか?
「絶対釣る!」
というかこの時は「絶対食べる!」という気持ちの方が強かったと思います。
その願いが通じたのか
やっと釣れてくれました! 小型ですが強い引きも味わいまずはひと安心
息子も再びサビキを始めるとさらに小魚が集まります
頼む!カワハギを釣ってくれ
魚種は豊富ですが・・・・
オキアミの撒き餌で小魚を引き寄せている間に仕掛けを底まで落とし、誘いをかけるとググッときました
2匹目、約20センチ。 肝もしっかり入っているようです。
タイムアップ間際に3匹目。 これでどうにか恰好はついて一杯やれそうです!
アジはどれだけでも釣れそうでしたが、後が大変なのでこれぐらいで止めさせました
N氏は記録を大幅に更新、16パイのイカを釣り大満足の様子でした。
これでこれからひと月の間、休みなく仕事に励むことができるでしょう。
カワハギの肝刺し
今回はいただきものの辛口ワインで合わせます。
至極の美味しさ、堪能しました。
これを味わうためだけに頑張った甲斐があったと納得しました。
イカもおすそわけいただきました。
カワハギの手まり寿司。 女子っぽいことしてすみません。
秋の深まりとともにさらに期待がふくらむカワハギ釣り、虜になってしまいそうです。