ぶらぶらした青年たち

「ぶらぶらした青年たち」バンドの指揮者のぶらぶら日記

釣りぶらぶら 2017 5回目 3/10~11 長崎の島々編

 

3週間ぶりの釣行ですが今回は気分転換のため佐賀・長崎方面を巡り新たな釣り場を開拓したいと思います

 

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近頃の乏しい釣果続きで、わたしの釣りライフもこのままフェードアウトしてしまうのではないかと思うほど落胆しておりましたがそこへ救世主が現れました。

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発売前から話題になっていたこちらの餌木。初心者向けに作られたものでだれでも簡単にイカが釣れるらしいのです

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餌木でなかなかイカを釣れないわたしはそんな商品に簡単に釣られてしまいました。全国的に品薄らしいのですが、もうこれに頼るしかないとあちこち探してやっと手に入れました

 

興味がある方はこちらの動画をご覧ください。

これを見たら本当に釣れるような気がしてきます。

 

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それとアジ釣り用のリールのラインを変えたり

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ワーム類も補充して段々とやる気を取り戻しました!

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今回向かったのは長崎県北部の二つの島。こちらの港を片っ端から見学しながらの釣行です

 

ガイド本を見ながら最初の小さな港へ午後11時頃到着。堤防には釣り人が点々といます。まあまあの雰囲気ですがここはスルーして次の大きな港へ

こちらは有名な釣り場らしく所狭しと人がひしめき合っています。

ひと気のない所まで戻りひっそりと始めてみました。まずはアジを狙います。すると一投目でヒット!20センチほどのアジがあがりましたが目前でポチャり・・・・・久々に掛かったアジの引きを一瞬だけ楽しみました。

様子を見ていたN氏も参戦。これまたいきなりアジがヒット!

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こちらも20センチ程。N氏はこんなの簡単と軽口をたたいていましたがこの後は全くの沈黙。わたしもネンブツダイのみでイカ狙いに変更。

朝の3時半までひとりで粘りましたが何も掛からず朝まづめを待ちます。

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夜明け前の5時から風裏となる対岸のちいさな波止に移動

アジを狙えるのは日が昇るまでなので早速やってみるといきなり何かが掛かり取り込んでみてびっくり

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初のケンサキイカです。ワームで釣れるとは驚きました

その後も投げるたびに何かしらのアタリがあり

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春の魚、メバルがヒット

 

そして、ひときわ強いアタリ! 糸がどんどん引っ張られ

慌ててドラグを締めて調整し、しばらくの格闘の末に取り込んだのは

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30センチほどのセイゴでした。

このやり取りはスリルがあって病み付きになります。 同じポイントにキャストするとまたも同じアタリが!

今度は先ほどよりさらに強い引き・・・魚体が見えるところまで来ると何度も水面を跳ねて抵抗します。足元で根に潜られそうになりましたが竿の力で浮かび上がらせて勝負あり 慎重に抜きあげたと思いきや・・・・手が届くところで最後の抵抗に針からポロりと落ち、またしてもリリースしてしまいました

この様子を車中から眺めていたN氏。悔しがるわたしに、逃した魚は大きかったねと・・・・

久しぶりに釣りらしい楽しみを満喫してこの場を後にしました

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続いてやってきたこちらの港もたくさんの人で賑わっています。しかもイカ墨の跡が多くいかにも釣れそうな雰囲気です

N氏は地元のおじさんから情報を得て釣り場をあちこち歩いて見定めています

わたしも最終兵器のあの餌木を頼りにイカを狙ってみましたが、いくらやっても掛かりません。

N氏もようやく竿を出してものの数分で

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大きなケンサキイカを釣り上げました。胴長30センチはあります。

わたしも負けじと頑張りましたが何も起きず・・・おかしい?この餌木で簡単に釣れるんじゃなかったっけ? 詐欺商法に掛かったのでしょうか

そして移動

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これまたいい雰囲気の地磯

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藻も適度に生えていて、春先の産卵期にはイカがやってきそうな場所です

しかし釣れません

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お昼前にこの島をあとにしてもう一つの目的の島へ向かいます

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途中、ガイド本にも載っていない静かな港でやってみます

ここもイカが居そうな感じはするんですが・・・・

 

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島に通じる橋を渡りようやく目的地

いい天気に恵まれましたが風が強く吹いてます

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この島でも港を何か所も巡りました

しばらくやりましたが、風にどの釣り人も苦戦しています

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夕方5時 移動にも疲れて、ここを最後の釣り場と決めました

景色も良く、潮通しも絶好のポイントです

ここでもイカと魚を両方狙います。

この日もう何百回投げたかわからないですが腕と肩の疲労はは限界に近づいています

風が苦手なN氏は車で待機していましたが、一時間ほど経ちしびれを切らしたのか様子を見に来ました。

わたしのお隣には達人と思しき長老さんが黙々とウキ釣りをしています。もう帰ろうかと促すN氏に、御先輩が頑張っておられるのに先に帰れるかと発破をかけると竿を取りに行きました。

こうしていつ終わるのかわからない釣りが何の変化も起きないまま続いていきました。

薄暗くなった頃、長老さんの竿が大きくしなり大物が掛かった模様。沈黙をつづけていた周囲はざわめきますが、慌てることなくひとりでタモ網を携えゆっくりと大魚を取り込む様から達人の風格が漂っていました。

 

するとすぐさまわたしの竿にも久々のアタリが! 結構な手ごたえを感じ朝から遠ざかっていた魚の引きを堪能しながら引き揚げたのは

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丸々と太ったフグでした・・・・・遊んでくれてありがとう

 

この日はどこも釣れていないようで、夕まづめにもかかわらずひとりまた一人と帰って行かれだんだん寂しくなってきます

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日も沈み、月が輝きだした頃、最後まで残った長老さんがやっと片づけを始めました。

我慢比べがいつまで続くのかと心配していましたが釣った魚をスカリから出し写真に収めるとすぐに海へ放たれました。そして釣り場をきれいに掃除しておられる姿を見てやっぱり達人だと思いました。

しかしこの御方ひと通り片づけを終えると、今度はおもむろに遠投を始められました。ルアー釣りもやるんだ! というかいつまでやるの?

N氏ももう戻っていいかな?と言いましたが、一匹釣れるまでと引き止めました

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そうこうしているうちにいつの間にかご長老はいなくなり

その後、わたしたちの竿にも何も起きることはなく納竿。

またしても思うような釣果には恵まれませんでしたが、やるだけのことをやった満足感で久しぶりに気持ちよく釣行を終えることができました。

 

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帰りに佐賀でたまたま寄ったお店でちゃんぽんをいただきました。

地元では有名な老舗だそうで味も流石でした。

 

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剣先イカはバター焼きに、セイゴも同じくクリームソースでいただきました