釣りぶらぶら 2016・19回目11/2~3と20回目11/4~5
約2か月ぶりの天草への釣行です。
同行N氏の仕事も一段落したようですが2か月間全く休みなしの労働でかなりお疲れ気味であります。
しかし、そんな事情とは裏腹に表題の通り、4日連続の釣り地獄を味わうことになろうとはこの時はまだ微塵にも思っておりませんでした・・・・
今回は夜間にアジ、日の出からやっとシーズンが来たカワハギ釣りの予定です。N氏はイカ一点張りで臨みます。
祭日前で途中の釣具店も人が多く、目的地の天草下島の波止場も深夜にかかわらず賑わっていました。ほとんどがイカ釣りのようです。
わたしは先日リールに巻いたPEラインの具合を確かめたく、ワームを使って遠投で外洋の型のいいアジを狙いました。
しかし、釣れるのは外道ばかり。場所を変えて港内を探るとやっと15センチのアジゴが掛かりました。
至近距離で釣れたので遠投仕掛けの意味はありませんでした・・・釣れるのはこのサイズばかり。N氏もイカをあきらめ、早めに見切りを付けて、早朝に備え仮眠します。
朝6時に起床。すぐにカワハギ釣りの準備に取り掛かります。
辺りが明るくなるとともに撒き餌に集まる魚の中にカワハギの姿も見え始め、期待が膨らみます。 カワハギの肝醤油の刺身を食べることを待ち望んでいましたから!
開始早々、いきなり20センチの良型が釣れてびっくりです!
ベラやフグのエサ取りも交りますが
これも20センチ。ぽつぽつと釣れてくれます。このくらいのサイズでも結構な引きを味わうことができるのもカワハギ釣りの醍醐味でもあります。
こちらはリリースサイズですが、かわいいので飼育してみたいと思いました。
相変わらずイカ専門のN氏にもリリースのアオリイカ。
お持ち帰りはコウイカ1パイのみでした。
これも立派なカワハギ。
結局、20センチが3匹、飼育サイズが3匹の計6匹の釣果でしたが、楽しみにしていたカワハギ釣りを充分に堪能することができました。
時合が過ぎイカ釣りでもやってみようかとエギを投げているとアタリが!取込みに慣れていないのであたふたしていると目前でバラしてしまいました・・・残念。
正午となりそろそろ帰ろうかと、帰途につきましたがエサが余っているので小一時間キス釣りでもしようかということで
いつもの海峡でやってみます
そのまえに、これもいつも楽しみの民宿のお弁当。波打ち際で気持ち良い潮風を受けながらおいしくいただきます。
N氏いきなり大キスを釣りました。
次にN氏にいい手ごたえで釣れたのはタイのような魚、25センチ。
その後はコンスタントに良型のキスを釣っていると
近くの小学生の子に竿をジャックされてしまいました。
余程釣りが楽しいのか、疲れたおじさんたちの泣き言は通用せず、なかなか家に帰してくれません。
それから3時間・・・フグやハゼで満足できなかったのか、やっと二人ともキスを釣り上げておうちへのお土産ができたところで解散となりました。
車窓から、美しい夕焼けを背に普賢岳
この翌日
今回の釣り魚、カワハギ・アジ・キス・コウイカの刺身。
晩酌の肴になりました。
食べられることを免れたちびちゃんたち3匹は、無事に我が家のペットになりました。
しかし、ひとまわり大きいものが小さいカワハギをいじめています。
悪さする奴はいつでも食っちまうぞ!と言い聞かせておりますが、縄張り意識が強い習性か、かじられてキズだらけになったので個体ごとに分けて飼育することになりました。
カワハギ刺しを肝醤油にくぐらせて・・・・最高です!
アラは煮付けにしていただきました。
ほろ酔いでいい気分になった頃、N氏の分の刺身を仕事後に取りに来るように電話すると、今からリベンジ行くぞ!と・・・・ 冗談ですよね。
昨晩二人ともくたくたに疲れてやっと戻ってきたのに・・・確か、実家の仕事があるやらで週末は行けなかったはずだろう? それをこれから終わらせてくるとのことで、妙にハイテンションなN氏の気迫に押され、それなら自分も行くしかないと再び釣行の準備を始めました。
そして22時、また天草下島へ向け出発。
今回は前日と同じの港の対岸の波止場で竿出しです。
深夜2時ごろわたしはアジをN氏はイカを釣り始めました。すると一投目からアタリがきて掛かりましたが、途中でバラしてしまいました。
そして数投目でやっとアジを取り込みました。
昨日よりは少し大きい18~20センチのアジが立て続けに釣れ始めました。しかし、バラしが多く、釣った魚と同じ数は逃がしてしまってます。
N氏はアオリイカ300gを2ハイ釣り上げひと安心。
N氏もアジ釣りに切り替えすぐに20cmゲット
メバルも釣れます
5時まで頑張りましたがもう限界。これが深夜の釣果。
アジが20匹ほど釣れました。しかし、何であんなにバレるのかすっきりしない課題が残りました。
朝寝坊してしまい暑さで目を覚ますともう8時半。
早速、カワハギを釣ろうとやってみると、いきなりものすごい引き!
これはデカいカワハギか?と思いきや
ガラカブのダブルでした。
これ以降さっぱりダメで、N氏もさすがにお疲れのため昼前に終了。
しかし、往生際の悪さは二人とも同じのようで、またしても締めのキス釣り
ここはいつも誰もいなくて、景色も風も気持ちいいんです。
N氏、前回に続きまた同じ御方を釣りました。もしかしてこれはデジャヴ・・・・また小学生たちに絡まれるのでは?と一抹の不安が。
この魚、なぜかN氏にしか釣れません。この前はお嬢ちゃんにおみやげであげてしまったけど今度は塩焼きで食べてみて下さい。
キスは20cmの良型が2匹のみ。1時間後、エサが無くなり無事終了。
二人とも4日間に渡る釣行に満足し?青い空と海を眺めながら帰途につきました。
道中にあるこのお店。いつも気になっていて、お昼の閉店時刻ギリギリですが勇気を出して立ち寄ってみました。扉を開けるとカレーのいい香りが・・・
着座すると、この大きなボードのメニュー表をこちらに向けてくださいます。
いい感じに昭和感が漂いホッとする店内。。村下孝蔵の「初恋」がラジオから流れてきました。そのあともなつかしい歌謡曲が続きます。あ~、たまらない。このままずっと居たい気分です。
疲れた体にスタミナ満点のこちらをオーダーしました。ジュウジューと美味しそうな音を出しながら運ばれてきた牛ハラミ。肉はやわらかく、意外とあっさりとしたタレとにんにくチップの芳ばしさが口の中に広がります。
N氏はカツ丼。これが阿蘇のこだわりの豚を使用しているそうでとても美味しかったとのこと。
食後にとても気配りの行きとどかれる店主さんと話をすることができました。
お持ち帰りした、から揚げもおいしくいただきました。今度はゆっくりとおじゃましたいと思います。
夕方5時にやっと帰宅、今回ばかりは魚を捌く気力も残っておらず、N氏の実家ににお持ち帰りしてもらいました。早く自分で料理できるようになって釣った魚を味わう喜びを解ってもらいたいです。